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COLUMN

トタン屋根の修理方法とは?状況に合わせてメンテナンスしよう

2022.8.10

CATEGORY
屋根修理
TAG
トタン屋根メンテナンス
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1900年代以降、安さや耐用年数の長さという大きなメリットで選ばれてきたトタン屋根。その後、他の金属屋根材が進化したことで新築に使われることはなくなってきたものの、トタン屋根はまだ住宅街でも見かけます。

ご自宅がトタン屋根だという人もけっして珍しくありません。ですが、かなり年数が経ってきて、悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
トタン屋根に必要なメンテナンスは、全面的な塗装なのか、部分的な板の張替えなのか、あるいは屋根を丸ごと大規模な修理するべきなのか、なかなか判断できませんよね。

本記事では、最初にトタン屋根のメリット・デメリットや、修理方法と費用相場といった基礎的な情報を紹介し、後半には屋根の状況に合わせたメンテナンスを解説しています。

トタン屋根は、小さなサビが起こると、そこから穴あきや腐食というようにどんどん悪化してしまいます。トタン屋根に関してなにか不安がある人は、ぜひ本記事を参考にしてみて下さい。

トタン屋根について 基礎情報を一挙解説

トタン屋根のメリット・デメリット、主な修理方法とその費用相場について解説します。

トタン屋根のメリット・デメリット

トタン板は、販売当時は安価で軽く、耐用年数も長かったため、一般住宅の屋根材として一気に普及しました。
ですが、現在はより高性能な屋根材が数多く登場したので、新築に使われることはずいぶん減ってきています。
現在主流のガルバリウム鋼板とあまり値段が変わらないので、耐久性で劣るトタン板を選ぶ理由がないのです。

トタン屋根のデメリットは、古い金属屋根材なので傷みやすい点です。雨水が留まりやすく、サビの発生や雨漏りが起こりやすい原因になっています。

また、断熱性が低いために夏は室内がかなり暑くなり、冷房を入れてもなかなか下がりません。他の屋根材よりも冷房代がかさみます。
遮音性も低く、雨音の打ちつける音が室内に大きく響くデメリットもあります。音に敏感な人は要注意です。

トタン屋根の修理方法と費用相場は?

トタン屋根に行われる一般的な修理内容とその費用相場は、下記の通りです。

【部分的な修理】
部分的な塗装・張替え…3万~20万円
棟板金の交換…5万~20万円
塗装(足場代・高圧洗浄・下塗り・中塗り・上塗り)…35万円〜

【全体的な修理】
カバー工法(足場・防水シート・屋根材)…70万円〜
葺き替え(足場・防水シート・既存屋根の撤去)…90万円〜

上記の費用はあくまでもほんの一例です。屋根に必要な修理は築年数や環境によっても大きく異なりますし、それによって費用も変わります。
ご自宅の適正価格を見極めるためにも、約3社から相見積もりをとることをおすすめします。

トタン屋根の修理方法 状況に合わせたメンテナンス

トタン板は耐用年数が低いため、他の屋根材よりもこまめにメンテナンスする必要があります。ここでは、トタン屋根の状況とそれに合わせた修理方法を解説します。

トタン屋根の修理方法(1)色あせ、塗装の剥がれ、チョーキング

トタン屋根に色あせや塗装の剥がれ、指に粉がついてしまうチョーキングが発生している場合、最適な修理方法は「再塗装」です。

トタン板は非常に薄く、物がぶつかるとすぐに塗膜に傷がついてしまいます。そこからあっという間にサビが発生するので、強風の後などは目視でチェックしてみて下さい。見える範囲で構いません。

トタン屋根を長持ちさせるポイントは、サビが出てから塗装するのではなく、その前に塗り替えを繰り返すことです。
また、サビが発生してなくても、塗装時の下塗りにはサビ止め塗料を使うようにしましょう。

トタン屋根の修理方法(2)サビ、穴あき

【サビ】
トタン屋根の耐用年数は約10~20年です。耐用年数を過ぎるとサビが発生しやすくなるので、定期的に塗装して保護しましょう。

【穴あき】
サビが進行して、トタン板に穴を開けてしまっている状態です。
数ミリ程度の穴が1ヶ所だけの場合は、まだ部分的な張替えでもよいかもしれません。ですが、今後他の部分にも穴が開く可能性があるので、屋根修理業者に診てもらうことをおすすめします。

すでに穴が複数箇所開いている場合は、カバー工法か葺き替えによる屋根全体の修理も視野に入れましょう。

トタン屋根の修理方法(3)カバー工法、葺き替え

トタン屋根にいくつも穴が開き始めている場合は、カバー工法か葺き替えを検討して下さい。部分的な張替えで修理しても、すぐに他の箇所に穴が開いてしまう可能性があるためです。

トタン屋根を全体的に修理する方法は、下記の2つがあります。

【カバー工法】
既存のトタン屋根に防水紙を敷き、その上から新しい金属屋根材を被せる修理方法です。
トタン屋根と新しい屋根材の間に挟み入れる防水紙には、遮熱性や遮音性が高いものなど、トタン屋根の欠点を補ってくれるものがたくさんあります。それらを選べばこれまでよりも快適に過ごせるでしょう。

新しく被せる金属屋根材は、これまでと同じトタン屋根ではなく、ガルバリウム鋼板をおすすめします。値段がほとんど一緒であるにもかかわらず、トタン屋根よりもずっと耐久性が高いためです。

【葺き替え】
既存のトタン屋根をすべて剥がし、その上から新しい金属屋根材を新設することです。屋根材だけではなく、野地板や防水紙といった下地まで新しくするため、次回までのメンテナンスが長いことがメリットです。

まとめ:トタン屋根の修理は「サビ」の有無が分かれ目

トタン屋根の修理方法は、屋根の状況によっておよそ3つに分けられます。

まだ色あせやチョーキングの段階であれば、塗装を繰り返すことでトタン屋根を保護できます。
サビが進行していても、穴あきが1ヶ所なら部分的な張替えで対処できるかもしれません。
ですが、穴あきが複数箇所ある場合は、カバー工法や葺き替えといった大規模な修理も検討してみましょう。

トタン屋根を長持ちさせるための一番のメンテナンス方法は、色あせの段階で塗装を繰り返し、サビの発生を事前に防ぐことです。どんなに小さなサビでもすぐ周囲に広がってしまうので、できるだけ発生する前に行いましょう。

サビを発生させないためには、日ごろの目視や定期的な業者の検査で、その兆候である色あせやチョーキングをチェックすることが何よりも大切です。

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