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COLUMN

断熱塗料と遮熱塗料の違いとは?選ぶときのポイントを解説

2022.6.15

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外壁塗装
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断熱断熱塗料遮熱塗料
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「断熱」は私たちの生活にとても馴染んでおり、すぐにイメージがわく人も多いでしょう。一方、「遮熱」はどうでしょうか。初めて聞く人のほうが多いかもしれません。
また、この2つの塗料にどのような違いがあるのか、いざ説明するとなると難しいものですよね。

断熱塗料と遮熱塗料は、どちらも家を快適にしてくれる塗料ですが、しくみやメリットが異なります。本記事では、断熱塗料と遮熱塗料の違いや、選ぶときのポイントについて解説します。

断熱とは?

断熱塗料のしくみや価格相場、メリット・デメリットなどの基礎知識を解説します。

断熱塗料のしくみと価格相場

断熱塗料は、熱伝導をできるだけ抑えることで、一年中室内温度を快適に保つしくみです。熱や冷気が入りにくくするだけではなく、室内の熱も外に逃がさない保温効果があるため、通年快適に過ごせます。夏場は涼しく、冬場は暖かい室内を実現しやすい塗料です。

施工相場(/㎡):約3,500〜4,000円
耐用年数:15〜20年

断熱塗料のメリット・デメリット

断熱塗料のメリットは、季節ごとに適した温度を自動的に保つため、通年過ごしやすい点です。また、遮熱塗料よりも耐用年数が長いので、コストを抑えやすいでしょう。
それ以外にも、断熱塗料は表面が厚いため、外部の音を防ぎ、音漏れが起こりにくくする効果があります。

デメリットは、塗料が高額なうえに施工も難しいため、コストがかなりかかることです。

遮熱とは?

遮熱(しゃねつ)塗料のしくみや価格相場、メリット・デメリットなどの基礎知識を解説します。

遮熱塗料のしくみと価格相場

遮熱塗料は、屋根を塗装している塗膜で太陽光を反射させ、室内に熱が入り込むのを防ぎます。屋根の表面温度を最大15度近く抑えることで、室内の温度が上昇しないしくみです。

施工相場(/㎡):約2,300〜3,500円
耐用年数:10〜20年

遮熱塗料のメリット・デメリット

遮熱塗料は、塗膜で太陽光や熱から住まいを守るしくみのため、夏場に効果を発揮します。また、耐用年数が約10〜20年と通常の塗料に比べて長く、塗装後のメンテナンスも経済的です。

遮熱塗料のデメリットは、断熱塗料とは違って保温効果がないので、冬場に室内を暖かく保つことができない点です。また、塗膜の表面が汚れると、遮熱効果が落ちてしまいます。
コスト面でも、遮熱塗料が取り入れられてからまだ日が浅いこともあり、比較的高額になる傾向です。

断熱塗料と遮熱塗料の違い

断熱塗料と遮熱塗料の最大の違いは「保温効果があるかどうか」です。そのため、通年快適なのは断熱塗料、夏場に効果的なのが遮熱塗料というように、用途が異なります。

断熱塗料は、夏は涼しやすく、冬には暖かく室内を保ってくれます。
一方、遮熱塗料は季節を問わず太陽光を反射させるしくみなので、温暖な地域でも冬場には室内が冷えることがあります。

「家の中を通年快適な温度にしたいのか、それとも夏場だけで十分なのか」は、断熱と遮熱を選ぶ大きなポイントです。

断熱?遮熱?選ぶポイント解説

断熱塗料と遮熱塗料は、一見似ているようで、実はしくみや特徴、トータルの金額などがかなり異なります。住まいと相性の悪い塗料を選ぶと過ごしにくくなってしまうため、注意が必要です。
ここでは、住まいにはどちらのほうが適しているかを見極めるポイント3点について解説します。

断熱と遮熱(1)一番の違いは保温効果の有無

断熱塗料と遮熱塗料の最も大きな違いは、「保温効果の有無」です。

どちらの塗料も夏場の室内の温度上昇を抑えられますが、断熱塗料には保温効果があり、遮熱塗料にはありません。
そのため、通年快適な室温で暮らしたい人には断熱塗料が、夏場の暑さを少しでも和らげたい人には遮熱塗料が適しています。

ですが、遮熱塗料だけでは冬場に室内が冷え、暖房を使う頻度が高くなってしまうことがあります。そのため、家全体を断熱塗料、窓などを遮熱塗料にするという組み合わせもおすすめです。

断熱と遮熱(2)地域で選ぶ

日本の気候は四季の寒暖差が大きいため、基本的には断熱塗料のほうが適しています。
遮熱塗料のみの場合、冬場には温暖な地域でも室内温度が一般的な塗料よりも下がってしまうことがあります。

ですが、一年の大半が暑く、季節の温暖差が少ない地域であれば、遮熱塗料のほうが適している場合もあります。

断熱と遮熱(3)トータルの費用で選ぶ

施工価格は、断熱塗料のほうが全体的に高額です。施工相場(/㎡)は、断熱塗料が約3,700円なのに対して、遮熱塗料は約3,000円が一般的です。

ですが、断熱塗料は耐用年数も約15〜20年とその分長いので、メンテナンス費用がお得なケースもあります。
また、自動的に過ごしやすい温度を保ってくれるため、冷暖房を使う頻度が減り、年間の光熱費を抑えられるのは断熱塗料です。

断熱塗料と遮熱塗料を選ぶ際の費用について計算する際は、ぜひ「トータル」の金額を比較してみて下さい。施工価格だけではなく、年間の光熱費や次回の塗装までの年数などを考慮すると、どちらの塗料が住まいに適しているのかわかります。
これらの金額やメンテナンス費用についてすべて自分で正確に計算するのは難しいので、実績のある塗装業者に相談してみるのもよいでしょう。

まとめ:断熱と遮熱は「保温効果の有無」が決め手

断熱塗料と遮熱塗料は、言葉こそ似ていますが、しくみも役割もメリットも異なります。1つの塗料の最大の違いは、保温効果があるかどうかです。
そのため、一年を通して快適に過ごしたい場合は断熱塗料、暑さ対策だけで問題なければ遮熱塗料のほうが効果的です。

また、費用を計算するときは必ず「トータル」の金額を比較してみて下さい。施工価格のほか、年間の光熱費や次回塗り直す際の維持費なども含めた金額を比べると、また異なった面が見えてくるかもしれません。

塗料は高額の買い物であるだけではなく、相性の悪いものを選んでしまうと、より暑くなってしまったり、空気が乾燥してしまうなどのデメリットがあります。不安や悩みはどんどん専門業者に質問し、慎重に選ぶようにしましょう。
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