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COLUMN

火災保険の詐欺とは?住宅の修理に関するトラブルと悪徳業者の手口

2022.9.28

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外壁塗装
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火災保険詐欺
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自然災害による住宅の損傷・倒壊等の修理にも適用される火災保険。台風や強風の多い日本では役に立つことが多く、ぜひとも申請したい保険です。

そんな火災保険ですが、悪徳業者による詐欺も数多く横行しており、消費生活センターには毎日のように相談の電話がかかっているのです。

今回の記事では、火災保険に群がる悪徳業者の「手口」を中心に解説します。
また、詐欺が起こる原因や、火災保険の適用範囲についてもわかりやすく説明しているので、ぜひセットで覚えておいて下さいね。

火災保険を狙う詐欺とは?なぜ起こる?

リフォーム業界に年々増加する、火災保険を狙った詐欺。「悪徳業者のトラブルに遭った」という消費生活センターへの相談は後を絶ちません。

まずは、火災保険を狙った悪徳業者の詐欺とはどのようなものかを解説します。

火災保険は、火災や自然災害によって被害を受けた住宅の修理に適用されます。高額な金額がおりるため、悪徳業者はそれを狙って詐欺を働くのです。

また、住宅はとても専門的な知識や技術で作られており、業界以外の人には馴染みがないため、悪徳業者が付け込みやすいという面があります。
そこでわざと聞き慣れない名称をひけらかして危機感を煽り、高額な契約を取りつけるのです。

悪徳業者による詐欺が数多く発生するのは、決まって大規模な自然災害の直後です。
住宅が災害によって破損や倒壊してしまうと、誰でも不安になるものです。悪徳業者はそういった、「すぐにでも修理したい」という気持ちに巧みに便乗します。

火災保険の適用範囲と悪徳業者の手口を今一度確認して、付け込む隙を徹底的にブロックしましょう。

火災保険を狙う悪徳業者の手口とは?

とにかくあらゆる手で火災保険をむしり取ろうとする悪徳業者。
ですが、悪徳業者の手口は非常にワンパターンです。万が一自分の身に起きたときにすぐ気づけるよう、ぜひ覚えておきましょう。

火災保険の詐欺(1)強引な訪問営業

こちらが依頼してもいないのに勝手にやって来て、強引な営業で契約を取り付けようとする悪徳業者。消費生活センター等でも大きな問題になっている手口ですが、住宅修理関連の業者にも多く存在しています。

住宅修理の訪問営業を行う悪徳業者のセリフは、ほとんど同じです。
「今すぐ修理しないと住宅が大変なことになる!」「今なら大幅値下げ。ただし、本日中に契約した場合のみ!」
お客さんに考える暇を与えずに、強引に契約させようとします。
悪徳業者がその場で強引に契約させようとする理由は、他社との相見積もりをとられたり、悪評を知られてしまうと困るためです。

リフォーム業界でも見られますが、断っているにもかかわらず、家の敷地内に入り込んで営業を行うことは犯罪行為です。「警察を呼びます」とはっきり断言して構いません。大半のセールスマンはそれで引き下がります。
それでも居座るようであれば、その場で警察へ通報し、助けを借りましょう。

火災保険の詐欺(2)経年劣化を火災保険で申請させる

火災保険は、自然災害などで起きた住宅の被害を「元の状態に戻すため」のものです。そのため、経年劣化には利用できません。

ところが、経年劣化による損傷を自然災害だと偽って申請するよう勧めてくる悪徳業者は、非常に多く存在します。
「外壁の劣化も数日前の台風によるものだと言って申請しましょう。絶対にバレませんよ」
といったセリフで唆します。
おりる保険金がより高額になり、悪徳業者の取り分も増えるためです。

ですが、このような虚偽の申請は必ず発覚します。工事後に発覚して、保険金の返金を要求されることもあります。
それだけではなく、申請した契約者本人も詐欺の片棒を担いだとされて、「詐欺罪」に該当する危険性まであるのです。

また、契約者本人にその気がないのに、悪徳業者が勝手に経年劣化も火災保険で申請しているケースもあります。
少しでも不安な点がある場合は、プロの住宅診断士などに申請内容を確認してもらうことをおすすめします。

火災保険の詐欺(3)資格なしの申請代行と高額な手数料

火災保険の申請書類を作成するにあたり、「誰かにサポートしてほしい」と考える人は大勢いるのではないでしょうか。

多くの火災保険では、規約で「申請は契約者本人が行うこと」と定めています。そのため、保険会社の申請書類の記入や郵送は契約者本人が行う必要があります。
ですが、申請時に添付する見積書や報告書などの書類については、申請サポート業者が作成しても問題ありません。

悪徳業者は、この申請サポート業者にも紛れ込んでいます。

現在、火災保険の申請を助けるサービス業者には「火災保険申請サポート」と「火災保険申請代行」の2種類が存在しています。

火災保険申請サポートでは、業者は主に工事見積書と被害報告書の作成を行います。保険の契約者本人は、保険会社の申請書類を記入し、工事見積書・被害報告書を同封して郵送します。

火災保険申請代行では、書類準備から提出まですべて業者が行います。そのため、こちらに依頼したほうが楽に感じられるかもしれません。
ですが、現状はその資格がない人間が行っているケースが非常に多いため、利用前にはよく確認しておきましょう。弁護士資格のない人間がすべて代行することは法律違反にもかかわらず、悪徳業者は平然とそれを行っているのです。

残念ながら、悪徳業者は上記サービスのどちらにも紛れ込んでいます。
共通しているのは、申請書類のサポートや代行を名乗り出て、後から非常に高額な手数料を請求する手口です。
最初に手数料・違約金・利用料についての説明がない、契約書がない、といった場合は、悪徳業者の危険性が高いため、利用は避けましょう。

まとめ:火災保険の詐欺 最善策は「即断しないこと」

自然災害による損傷の修復にも申請できる火災保険。高額な保険金がおりるため、それをつけ狙う悪徳業者も大勢います。

住宅は、確かに専門的な知識が多く、建築業界に携わっている人でないかぎり、理解するのは難しいものです。火災保険に付け込む詐欺も、防ぎがたく思えるかもしれません。

ですが、住宅修理に関する悪徳業者の手口は非常にワンパターンなので、事例を覚えておけば確実に防げます。
「もしかしたら悪徳業者かもしれない」と感じたら、即断での契約は絶対にやめましょう。

優良業者は契約を急かしませんし、不安な点についても丁寧に答えてくれます。悪徳業者の手口は、裏を返せばこれらは「優良業者を選ぶ材料」にもなるのです。

ドンキーハウスでは、外壁塗装工事や屋根修理などの住宅修理を承っています。業界15年の実績があり、高い技術力と信頼があります。ご不安な点については、しっかりとご説明させていただき納得いただいてから作業を実施していますので、安心してお問い合わせください。

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