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COLUMN

外壁塗装に火災保険が適用できる?条件や申請の流れを解説

2022.4.20

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外壁塗装
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火災保険申請方法
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外壁塗装に火災保険を適用できるかどうか、疑問に思う人も多いかもしれません。結論から言うと、外壁塗装は適用条件さえクリアできれば火災保険が適用されます。
火災保険は、火災やガス爆発等による住宅の損傷だけではなく、それ以外のケースにも適用されることがあり、外壁塗装も当てはまる可能性があるのです。
今回の記事では、外壁塗装のために火災保険を申請する条件やポイント、具体的な流れ、注意点などについて解説します
加入している火災保険は、できれば有効活用したいですよね。そのためにも、ぜひ適用条件や申請方法を押さえておきましょう。

火災保険で外壁塗装 適用の大きなポイント3点とは

最初に、火災保険で外壁塗装を行うために必要なポイント3点について解説します。

(1)火災保険で外壁塗装 3つの適用条件

外壁塗装のために火災保険が適用されるには、下記の条件3点をクリアしている必要があります。

  1. 外壁の破損が、火災か自然災害によるものである
  2. 被災から3年以内に申請を行っている
  3. 損害の補修費用が、火災保険の免責金額を超えている(約20万円が一般的)

まず、火災保険は火災だけではなく、風災や雪害といった「自然災害」によって住宅が損傷したときにも適用されます。
次に、火災保険の申請は「被災してから3年」という期限以内でなければなりません。3年以内であれば、すでに自費で補修し終えている分の工事費用を後から申請することもできます。
そして、補修のためにかかった費用は、火災保険の免責金額を超えていなければなりません。その金額を下回る場合は適用されず、自己負担で修理します。免責金額は、20万円前後に設定されていることが一般的です。

(2)主な火災保険3種類 適用条件が異なる?

戸建住宅にかけられている火災保険は、下記3種類のうちのいずれかが一般的です。
保険の種類によってそれぞれ補償の範囲や条件が異なるため、自宅の契約内容をよくチェックしてみて下さい。

住宅火災保険

火災のほか、風災・雪害などの自然災害による住宅の破損が対象になります。洪水や高潮といった水害や、水漏れによる損壊には適用されません。

住宅総合保険

住宅の損傷に関するさまざまな補償を受けられます。住宅火災保険では補償されない水害や水漏れにも適用されます。また、暴動等や泥棒の侵入による外壁の破壊にも適用される可能性があります。

オールリスクタイプ

住宅総合保険の内容に加えて、鍵の紛失やガラスの破損、水回りのトラブルなども補償範囲に入ります。近年、加入する家が増えてきています。

(3)どの火災保険も経年劣化には適用されない

経年劣化による損害は、どのタイプの火災保険であっても適用されません。
経年劣化による損害というのは、たとえば、外壁に発生したコケ・カビ、ひび割れ、紫外線による劣化などが該当します。

火災保険で外壁塗装 申請のポイント3点とは

外壁塗装のために火災保険を申請する際の、大きなポイント3点について解説します。

(1)火災保険がおりるまでのおおまかな流れ

外壁の損壊から、実際に保険金が支払われるまでのおおまかな流れは、以下の通りです。

  1. 契約している損害保険会社に連絡
  2. 申請書を作成し、損害保険会社に提出
  3. 損害保険会社から派遣される損害鑑定人による現場調査
  4. 調査結果をもとに、損害保険会社が審査を行う
  5. 申請内容が認められた場合は、原則30日以内に保険金が支払われる

保険金の支払いは、確認等がスムーズであれば1週間以内に支払われることもありますが、30日以上かかることもあります。特に、大型台風の後は申請数が増えるため、調査や支払いが遅れることが多くなります。

(2)火災保険の申請書類4点

火災保険の申請をするためには、損害保険会社へ下記の書類を提出する必要があります。

  • 保険金の請求書(保険会社指定のフォームに記入)
  • 修理内容の工事見積書(修理会社に依頼。内訳も必要)
  • 損害箇所の写真
  • 事故の報告書

損害箇所の写真は、損害保険会社が被害状況を確認するための大切な証拠です。確認できないと申請が認められないこともあるので、必ず撮影しておきましょう。
自費で修復した後に申請しても、火災保険が適用されないケースがあります。これは、写真がないために損害箇所が確認できないことが原因となりがちです。いずれにせよ、損害箇所の写真は外壁の損壊後すぐに撮影することが大切です。
事故の報告書は、基本的には保険会社が指定フォームを準備しています。契約者の名前や保険証書番号、損害発生の日時・状況・事故の原因などを記入するのが一般的です。

(3)申請自体は必ず契約者本人が行う

火災保険の申請代行は契約違反です。申請自体は、必ず契約者本人が行うようにして下さい。その際、必要書類や記入内容などについて、業者等からのサポートを受けることはもちろん問題ありません。

注意!保険金を狙う悪徳業者

火災保険そのものには、特にデメリットはありません。加入している火災保険が外壁塗装に適用できそうであれば、ぜひ活用することをおすすめします。
注意点があるとすれば、それは保険金を狙う「詐欺」を行う人間が少なからずいることです。下記に当てはまる業者は、うかつに信用しない方がよいでしょう。

  1. 火災保険の申請代行を申し出てくる
  2. 火災保険の契約内容を知らないのに、「無料で修理できる」と断言する
  3. 経年劣化による破損を「災害によるもの」と偽って申請するように勧めてくる
  4. 保険金の一部を業者への申請手数料として支払う契約内容である

特に 3. の場合は、契約者本人も詐欺の共謀者として、刑事法上の責任を問われることがあります。必ず断るようにして下さい。
火災保険の保険金は、本来は損害の修理費用のためのものです。そのため、4. のように一部を業者への手数料として支払う内容が記載されていたら、悪徳業者と考えてよいでしょう。

まとめ:まずは加入している火災保険の再確認から

火災保険は、火災や爆発以外に、風災や雪害などの「自然災害」による住宅の損害にも適用されるケースがあります。自然災害が原因で外壁が損傷したのであれば、まずは損害保険会社に連絡してみましょう。
メリットが多い火災保険ですが、悪徳業者による詐欺も横行していることを忘れないようにして下さい。それが唯一のデメリットです。
火災保険は、保険の種類によって「水害には適用されない」「水漏れ事故は対象外」など、補償の対象や条件が異なります。この機会に、ぜひ自宅にかけている保険の契約内容をよく確認しておきましょう。それが火災保険を有効活用するための、最も大切なポイントです。

ドンキーハウスでは、外壁塗装工事を承っています。災害によって被った損害を修繕するための工事はもちろん、部分塗替え・全面塗替えといった劣化修繕工事はもちろん、防水加工工事も行なっています。

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