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COLUMN

外壁塗装をDIYするメリット・デメリットと失敗しないためのポイント

2022.8.02

CATEGORY
外壁塗装
TAG
DIYメリット・デメリット
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自分自身の手で家具を作ったり、家の壁紙などをリフォームしたりすることを楽しむDIY。今ではブームを越えて、1つの趣味として定着しています。コロナ禍での「おうち時間」にはまった人も多いようです。

そのため、外壁塗装についても「壁にペンキで塗るだけならそれほど難しくないだろうし、第一安く済むはず」と考えて、DIYを考えている人もいるのではないでしょうか。
ですが、本当に実現可能かどうかは判断が難しいところですよね。

今回の記事では、外壁塗装をDIYするメリット・デメリットについてそれぞれ解説しています。成功するためのポイントも同時に紹介しているので、まずは目を通してみて下さい。

外壁塗装によるDIYは想像よりもずっと日数がかかりますし、工具や道具も必要です。そして、何よりも大きな危険が伴います。
読んでからでもけっして損はないので、ぜひ先に外壁塗装について知っておきましょう。

外壁塗装をDIYするメリット・デメリットとは?

最初に、外壁塗装をDIYするメリットとデメリットについて解説します。

外壁塗装をDIYするメリット〈業者との打ち合わせが省ける〉

外壁塗装をDIYするメリットは、下記の2点です。
・外壁を自分好みにデザインしたい。
・業者探しや打ち合わせなどの手間が省ける。

デザイン面での自由を求める人にとっては、DIYによる外壁塗装がよいかもしれません。特に、壁面にイラストを描きたい人などに向いています。
業者探しや打ち合わせなどの手間も、確かに省けるでしょう。これは塗装業者に依頼する場合にはないメリットです。

それでは、多くの人が外壁塗装のDIYを行う一番の目的にしている「費用を安く抑えられる」に関してはどうなのでしょうか。
実は、これはデメリットに転じやすいと考えている人が大半なのです。

外壁塗装をDIYするデメリット(1)〈コスパ〉

素人による外壁塗装は、メリットよりもデメリットのほうがたくさんあります。
・工具や道具からすべて揃えると、業者に依頼するよりも費用がかさむ。
・開始から終了まで3ヶ月以上の日数がかかる。
・近隣とのトラブル。
・大ケガや不幸な事故が起こりやすい。

外壁塗装のDIYを行おうとする人は、ほぼ全員が「費用を安く抑えられる」ことを目的にしています。ですが、あくまでもこれは工具や道具を所有している場合だということをけっして忘れないで下さい。

外壁塗装には、DIYでもプロの業者でも同じ道具が必要です。
三度塗りの塗料、高圧洗浄機や飛散防止ネット、養生シート・養生テープ、コーキングやローラーなどに加え、高所を塗装する場合は足場のレンタルも不可欠です。
その他にも、安全のために作業着やゴーグル、防毒マスクに長靴といったものも購入しなければなりません。

日ごろからDIYに親しんでいる人でも、これらすべてを持っている人はそれほど多くはないでしょう。仮に外壁塗装のためにすべて購入したとしても、次に使うあてがない点も悩みどころです。

外壁塗装をDIYするデメリット(2)〈日数、トラブル、ケガ〉

外壁塗装をDIYするデメリットは、日数に関してもあります。
外壁塗装は、プロの業者が複数人で行っても2週間近い日数がかかります。平日仕事をしながら塗装をDIYするのであれば、最低3ヶ月以上はかかるでしょう。
また、外壁は常に雨風に晒されています。そういった天候への対策も考えなければなりません。

さらに注意してほしいのが、近隣とのトラブルです。長期間の塗装は近隣とのもめごとになりやすいので、その対策が必要になります。
塗装業者に依頼した場合、近隣の敷地へ塗料や水が飛ばないように細心の注意を払いますし、万が一クレームが来た場合にも対応してくれます。
ですが、DIYの場合はそれらすべてを自分1人で行わなくてはなりません。正確に対応できないと賠償金請求にも発展するので、注意が必要です。

そして、最も避けたいのはミスによるケガです。高所を外壁塗装していて大ケガをする人は後を絶ちません。転落事故だけではなく、高圧電線に触れてしまう危険性もあります。ケガで済めばまだよいのですが、最悪の場合は命を落とすことにもなりかねません。

外壁塗装のDIY 失敗しないためのポイントとは?

外壁塗装は、DIYがかなり難しい作業です。ここでは、失敗しないためのポイントを2点解説します。

外壁塗装のDIYを成功させるコツ(1)手すりや門塀、ベランダのみにする

DIYによる外壁塗装は、とにかく徹底して「安全第一」で行って下さい。
そこで、足場なしでも塗装できる手すりや門塀、ベランダなどがおすすめです。近隣とのトラブルやケガの危険はかなり減るでしょう。

実際に塗装を行う際には、ゴーグルや防毒マスク、作業着などでしっかり全身を守って下さい。転落の心配がない場所でも、気体が原因になった健康被害は多くあります。

外壁塗装のDIYを成功させるコツ(2)おすすめはプロへの依頼

外壁塗装の塗料は、外壁の洗浄や下地処理といった前準備を念入りに行うことによって、初めてメーカーが保証している耐用年数や性能を発揮できます。
汚れが残ったまま塗装するとすぐに塗膜が剥がれてしまいますし、たとえ高性能塗料を購入してもその効果が表れにくくなります。
費用と工数さえかければ必ずDIYが成功するならよいのですが、実際はそうもいかないのです。

外壁塗装を成功させる最大のポイントは、やはり「プロの塗装業者に依頼する」ことです。DIYではありませんが、自宅と本人、そしてその家族のためにはベストな選択だと言えるでしょう。

まとめ:外壁塗装のDIY 選ばないことも大切

住宅はとても複雑な構造をもっているため、それぞれに特化した専門業者が数多くいます。外壁塗装もそのうちの1つです。
足場の組み立てや下地処理、塗料の扱いや悪天候への対応など、様々な作業にプロならではのノウハウが活かされているのです。

本記事で紹介したように、DIYによる外壁塗装には非常に長い期間がかかります。その上、成功するかもわかりません。
また、長期間の外壁塗装は近隣との賠償金トラブルが起きやすいため、できるだけ塗装業者のプロに依頼することをおすすめします。

ですが、やむを得ない事情でどうしてもDIYを選ぶこともあるでしょう。その場合、「本来は専門的な職人を必要とする」ということを肝に銘じておいて下さい。

塗装のムラは後からどうにでもなりますが、ご本人や家族の大事故や健康被害だけはどうにもならないものです。目に見えるケガだけではなく、塗料の気体が原因となった事故も多数報告されています。外壁塗装は、プロの職人でもそのような事故に遭う危険があるのです。そのことをよく考慮した上で、業者への依頼かDIYか選ぶようにして下さい。
ドンキーハウスでは、外壁塗装工事を承っています。外壁の状態やお客様の要望に応じて最適な施工をご提案しております。予算についてもご相談させていただきながらお見積りいたしますので安心してお問い合わせください。

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