「外壁をそろそろおしゃれに塗りかえよう」と思って検索してみると、思った以上にさまざまな色が使われていて、迷ってしまいますよね。
そこで今回の記事では、外壁塗装の人気色1〜5位をランキング形式で紹介します。人気の理由やおすすめの配色を知ることで、ぐっと色選びがしやすくなるはずです。また、具体的な色まで決められない人のために、「印象」「イメージ」から絞っていく方法についても紹介しています。
この記事を参考にして、住むことがより楽しくなるような、理想通りのおしゃれな色を見つけましょう。

おしゃれな外壁（1）人気色ランキングから選ぶ

最初に、近年人気のある外壁塗装の人気色から紹介します。色が与える印象とおすすめの配色をセットで解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

1位：定番の人気色！ベージュ・クリーム系

ベージュやクリーム系、アイボリーは、以前から定番の人気色です。和風・洋風を問わず、あらゆるタイプの住宅に合います。柔らかくて優しい色合いで、上品さが漂います。近隣住宅や地域にうまく溶け込むことを重視している人におすすめの色です。
とはいえ、全体をベージュ系のみにすると地味に映りかねないので、窓のサッシや玄関のドアなどにアクセントカラーを配するのがおすすめです。黒やグリーン、ブラウンなど、濃くくっきりした色の方がお互いのよさが引き立ちます。
反対に、ベージュ系の色を淡い色や白と組み合わせると、建物全体の印象がかなりぼやけてしまうため、相性はいまひとつです。

2位：スタイリッシュな清潔感のある白

白も、以前から変わらない人気色です。外壁を塗り替えると、まるで新築のようなフレッシュな気分になりますが、白は特にその効果が高いと言われています。
爽やかさと高級感を兼ね備えていて、和洋やモダンなどさまざまなデザインに合います。清潔感を重視するなら、白がおすすめです。
また、濃淡や彩度などを問わず、あらゆる色と組み合わせられる点も人気の理由です。全体を白にするなら、アクセントカラーとの相性はあまり悩まなくても大丈夫でしょう。
しかし、汚れが目立ちやすいという白ならではのデメリットもあります。最近は防カビや防藻効果などの塗料もあるので、白を選択する場合はぜひ一度業者に相談してみて下さい。

3位：落ち着きや温かみのあるブラウン系

ブラウン系は、ほっと落ち着ける温かみを感じさせる色です。品があり、飽きがこない点も魅力のひとつでしょう。汚れが目立ちにくいメリットもあります。
ブラウン系は、同系色との組み合わせがおすすめです。ミッドビスケットやメリーノなどの淡い色は、重厚感のあるブラウンを合わせると格調高く引き締まります。
外壁全体を濃いブラウンにした場合、アクセントカラーはベージュ系や白、グレーなどの淡い色にするとバランスを取りやすくなります。

4位：モダンで落ち着いた印象を与えるグレー

クールで落ち着いた印象があり、汚れも目立ちにくいグレー。シンプルモダンを目指している人には特におすすめの色です。
グレーは、色の「濃淡」によって大きく印象が変わります。淡いグレーはナチュラルで爽やかに、濃いグレーはスタイリッシュで都会的な雰囲気になります。全体的なイメージを決めた後でアクセントカラーを決めると、迷いが少なくなるでしょう。
淡いグレー×ベージュ（白）は、グレーでモダンにしつつも、柔らかな雰囲気を大切にしたい人におすすめです。濃いグレー×黒は、スタイリッシュな印象をさらに強める配色です。外壁以外をすべて黒で統一すると、クールな重厚感がうまれます。

5位：都会的で洗練されたイメージの黒

都会的でおしゃれな雰囲気、そして重厚感もあるのが黒です。特にモダンな建築と相性がよく、外壁材を金属系サイディング（ガルバリウム鋼板）にすることでよりスタイリッシュになります。しかし、黒系の色は傷や色褪せが目立ちやすいので、経年での劣化が気になる場合は、真っ黒よりも少し薄めの黒の方がおすすめです。
黒は、基本的にどのような色にも合います。ワントーンも素敵ですが、アクセントカラーを足して2〜3色でまとめると、洗練された明るさを演出できます。
黒×ブラウン系・ベージュ系の配色は、近隣ともなじみやすくなるため、とても人気があります。モダンな印象をとことん際立たせたい場合は、黒×白のツートンカラーがおすすめです。白をベースにすると爽やかな雰囲気に、黒をベースにすると重厚感のあるクールな印象になります。

おしゃれな外壁（2）印象で選ぶ

使いたい色を絞りきれなかったら、まずは「どのような印象にしたいか」を先に考えるのがおすすめです。
ここでは、「ナチュラル」と「スタイリッシュ」という真逆のイメージを紹介します。どちらがより好みか考えていくと、効率よく好みの色にたどり着けるでしょう。

周囲にしっくりなじむ「ナチュラル」

「ナチュラル」は、自然界にある色や天然素材を活かした家のことです。近年、優しさと洗練のどちらも演出できる「ナチュラルモダン」が流行しています。

• 木や土をイメージさせる、ベージュ系やブラウン系、グリーン系中心
• 木材や瓦、レンガなどを活かしたデザイン

ナチュラルな配色や素材は、どのタイプの住宅にも合います。しかし、黒やグレーはナチュラルな雰囲気から少しずれてしまうので、アクセントカラーに留めることがコツです。

最新トレンドデザインの「スタイリッシュ」

最近人気が出てきたのが「スタイリッシュ」な印象の住宅です。ナチュラルとは逆に、自然界にはない色や形状が中心です。

• 色数が1～2色（黒、グレー、光沢など）
• キューブ状や直線など、幾何学的な形状の外観
• 金属系サイディングやコンクリート、モルタル外壁など、無機質な印象のある材質

以前はスタイリッシュといえば黒やグレーのワントーン中心でしたが、最近はホワイト系やベージュ系などの柔らかい色味も取り入れられるようになりました。

まとめ：10年間満足できることをめざしたおしゃれな外壁を

今回の記事では、外壁塗装の人気色について紹介してきました。人気の理由や配色がわかると、ずいぶん選びやすくなるのではないでしょうか。
また、印象やイメージといった感覚的なところから決めてももちろん大丈夫です。外壁塗装の専門業者であれば、あなたのイメージを丁寧にヒアリングし、ぴったりの配色を教えてくれるでしょう。
外壁塗装の目安は約10年と言われており、それほど頻繁に行うものではありません。そのため、一度決めた色とは基本的に10年間はそのまま付き合っていくことになります。「今後10年間満足できるかどうか」をものさしにして、自分や家族がおしゃれだと感じられ、居心地よく過ごせる外壁の色選びをして下さいね。

ドンキーハウスでは、外壁塗装の塗り替え・リノベーションを承っています。使用する塗料の種類はもちろん、外壁の色もさまざまなバリエーションからお選びいただけます。外壁のイメージが固まっている人はもちろん、まだ具体的に想像できていない人もお気軽にご相談ください。

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